個人情報を取り扱う企業にとって、個人情報の保護に対する信頼を確立することは、とても重要です。そこでおすすめしたいのが、自社が個人情報を安全に取り扱っていることを社会に広くアピール出来る、Ｐマークの取得です。官公庁や自治体では、入札の参加条件にＰマークの認定を掲げているところもあり、今後もこのような流れは続くと予想されます。
今回は、これからＰマークの新規取得を目指す方に向けて、現役コンサルタントが費用面を中心に、お話ししたいと思います。
目次
Pマークの新規取得にかかる費用とは？
Pマークの新規取得を検討する際、一番気になるのは費用ではないでしょうか。どれくらいかかるのか知りたいけれど、誰に聞けばいいのかわからない…という方も多いはず。
そんな方に向けて、現役コンサルタントが取得費用の概要を解説いたします！
Pマークの新規取得でかかる費用は、大きく分けて以下の3種類です。
（１）審査費用
す。ただ、その金額について【事業規模によって異なる】という点がポイントです。
『31万』『62万』『125万』と、かなり幅があるので、自社がどの事業規模にあたるのか、事前にチェックしておくと安心です。
詳細は、プライバシーマーク公式Webサイトに記載があります。
https://privacymark.jp/p-application/cost/index.html
（２）コンサルティング費用
Pマークの取得には膨大な準備作業が必要ですが、コンサルティング会社は、無駄な工数を減らしてよりスムーズな取得を実現できるよう、助言してくれます。そのコンサルティング会社に支払うのが、コンサルティング費用です。コンサルティング会社に依頼しないとPアークの取得ができないわけではありませんが、最短での取得を目指すのであれば、プロの力を借りるというのも有効な手段と言えます。実際、多くの企業がコンサルティングを依頼して、力を合わせてPマークの取得を目指しています。
気になる費用については、やり方やコンサルティング会社によって異なりますが、おおよその目安として、小規模な事業者様で80万円、中規模の事業者様で100万円ほどみておくと、選択の幅は広がるでしょう。
もちろん、自社の人手・リソースだけでPマーク取得を目指すことも可能で、その場合はコンサルティング費用がかかりません。しかし、担当者が通常業務とPマーク業務を兼任することになると、Pマークに関する学習やマニュアルの作成のため、残業や休日出勤をしながらになるケースがほとんどで、大きな負担となってしまいます。
自社のリソースのみでPマーク取得を目指す場合、約200時間の人手が必要だと言われており、管理者の平均時給が3,000円だと仮定すると、単純計算で約600,000円の人件費がかかります。Pマークのプロを年間80万円ほどで雇用し、従業員はそれぞれの通常業務のみに集中出来ると考えれば、コンサルティング会社を利用する企業が多いのも納得です。
（３）セキュリティ対策費用
Pマークを取得するにあたって、自社のセキュリティ対策を見直すという企業も少なくありません。そこで、Webサイトの変更や新たなセキュリティ対策が必要となった場合には、追加費用が発生します。ただ、パスワードの再設定やオフィスの入退室記録の作成といったように、費用をかけずに出来る対策もあるので、そこまで大げさに考える必要はないでしょう。
Webサイトにプライバシーポリシーを記載したり、お問い合わせフォームに、個人情報取得の同意を得る仕組みを盛り込む場合には、費用や時間がかかることを想定して、早めに動いておくと安心です。
これらを合わせた金額が、Ｐマーク取得のために必要とされる費用です。オプティマソリューションズでは、まとまった金額を用意せずにご利用いただける、月額プランをご用意しております。準備作業の進み具合に合わせて1か月単位での更新が可能なため、無駄がないとお客様からも大変好評です！
Pマーク取得にかかる期間は？不適合になってしまったら？
Ｐマークの審査では、以下のような場合に不適合とされてしまう可能性があります。
- 審査費用の未払い
- 書類に虚偽の内容が含まれている
- 適切なPMS（個人情報保護マネジメントシステム）の構築・運用ができていない場合
不適合と見なされてしまうと、審査は打ち切られてしまいます。一時的に（3ヶ月～1年程度）Ｐマーク取得の申請が出来なくなってしまうケースもあるので、注意が必要です。
しかし、たとえ不適合になってしまっても、期限内に指摘事項について対応することによって、通過できる見込みもあります。このような不測の事態に直面した際、いつでもプロに相談できるという点も、コンサルティング会社を利用するメリットの1つと言えるでしょう。
Ｐマーク取得にかかる期間については、コンサルティング会社を利用するかどうかで大きく変わります。一般的に、コンサルティング会社を利用した場合には最短で6ヶ月程度、利用しなければ、1年近くかかることも珍しくありません。
Pマークの取得費用を抑えるには？
Pマークの取得費用が少しでも抑えられれば嬉しいですよね。自治体によっては、取得に補助金や助成金を活用できるケースもありますので、事業所のある自治体がこうした制度を取り入れているかどうか、まずはチェックしてみるのもおすすめです！
PマークやISMSの取得で補助金・助成金がもらえる自治体と対象経費
オプティマソリューションズでは、万が一Pマーク取得が叶わなかった場合、コンサル費用は返金いたします。Pマークが取得できず、お金も時間も無駄にしてしまった…。そんな経験をしないよう、安心の体制を整えておりますので、コンサル依頼を検討されている方は、ぜひお声掛けください！
オプティマ・ソリューションズでは、Pマーク取得を徹底的にサポートいたします！
弊社では数多くのお客様のPマーク取得のお手伝いをしております。弊社は下記のような特長を持っています。
・メールへの返信や見積などへの対応スピードが速いので最短取得のサポートができる
・月々定額の分割払いができる
・東京、大阪、名古屋に支社がある
・オリジナルテンプレートからのカスタマイズができるので、工数の削減が可能
・使いやすいE-Learningツールを無料提供している（運用時に年に1度の教育が必須）
・コンサルティングを行う際、担当者の皆様自身にISMSの知識やコツを見つけていただいて、皆様の会社自体が成長していいただけることを心掛けています
しっかりと皆様のお話をお聞きして、御社に必要なことだけを説明して、親身に寄り添いながらサポートするのが当社のコンサルティングです。創業20年、実績数も3,500件を超えました。
本Webサイトで認証取得／更新の体験談を多数公開していますので、ぜひご覧になってください。
これからPマークを取得される、または、更新をご希望される事業者様はぜひお気軽にご相談ください。
