
ISMS認証とは、情報セキュリティの規格である「ISO27001」に基づいた情報セキュリティ体制を内部で構築し、情報セキュリティを適切に取り扱っている事業者に対して、情報マネジメントシステム認定センター(略称:ISMS-AC)を始めとするいくつかの認定機関により認定される、ISMSマークの使用を許諾する制度です。
正式名称は、「ISMS適合性評価制度」と言います。規格名称を用いて「ISO27001」と呼ばれる場合も多いです。「ISMS認証」と「ISO27001」は同じ制度を指しています。
ISMS認証を取得する事業者としては、情報セキュリティの取扱いや情報セキュリティ体制に関して、第三者によるチェックを受けることにより、外部から見た場合の信用度が増し、お客様や取引先に対して安心感をアピールできるというメリットがあります。
この制度は2002年から運用が始められ、今日では8000社(2025年9月現在)を超える国内の事業者が認定を取得しています。17,700社(2025年9月現在)を超えるプライバシーマークと並んで、情報セキュリティ関係の2大認証制度となっています。
ISMS認証とPマークの違いとは?
情報セキュリティに関する認証制度としては、「ISMS認証(情報セキュリティマネジメントシステム)」と「プライバシーマーク(Pマーク)」の2つが代表的です。どちらも組織における情報保護体制を第三者が評価する制度ですが、その目的や対象範囲、認証の仕組みにおいて大きな違いがあります。
対象範囲の違い
- ISMS認証は、個人情報に限らず、企業・組織が保有するすべての情報資産(紙文書、データ、システム、知的財産など)を保護の対象とします。
- 一方でPマークは、企業が取り扱う「個人情報」のみに焦点を当てており、あくまで個人情報保護に特化した認証制度です。
アピール力・信頼性の違い
- ISMS認証は国際規格「ISO/IEC 27001」に準拠しており、グローバル企業との取引や海外進出の際に信頼性の証として高く評価されます。
- 対してPマークは日本国内独自の制度であり、国内の取引先や一般消費者に対する安心感の訴求には有効ですが、海外ではあまり認知されていません。
認証取得の単位
- ISMSでは、認証の取得範囲(スコープ)を自由に設定でき、特定の部署・部門・プロジェクト単位での取得も可能です。
- Pマークは、原則として法人単位での取得となり、全社的な個人情報保護体制の整備が求められます。
有効期間と審査頻度
項目 | ISMS認証 | Pマーク認証 |
有効期間 | 3年間 | 2年間 |
審査の頻度 | 毎年1回以上の維持審査+3年ごとの更新審査 | 2年ごとの更新審査のみ |
ISMSは更新審査のない年でも「サーベイランス審査」と呼ばれる定期的な維持審査があり、継続的な運用と改善が求められます。
弊社では、ISMS認証を取得したい、または更新したいと言われる企業のお客様に、様々なサービスをご提供しております。プライバシーマークとの違いをご説明した小冊子も無償でご提供しておりますので、ご連絡いただければと思います。
情報の新選組・オプティマ・ソリューションズ広報部より
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