Menu

みなさま、こんにちは。有限会社マイカのライター「秋葉けんた」です。

最近、仮想通貨が盛り上がっているようですね。私も一口載せてほしいと思う一人ですが、怪しい話も多いようですので、皆様ご注意ください。

さて、「分かりやすいセキュリティ用語集」の第18回目は「チーフプライバシーオフィサー(CPO)」です。

※過去に掲載した分かりやすいセキュリティ用語集については、こちらをご参照ください。

【チーフプライバシーオフィサー(CPO)】

CPO

最近、CEOやCOO、CFOといった役職を耳にするケースが増えています。CEOはChief Executive Officerの略で、最高経営責任者。会社の経営に全ての責任を持つ人ですから、通常は会長や社長と思えばいいでしょう。COOはChief Operating Officerの略で最高執行責任者、CFOはChief Financial Officerの略で最高財務責任者となります。

外資系の企業では、以前からこのような役職が設置されていましたが、日本企業でもCxOの役職をつけるケースが増えています。

CxOは、各部門や業務などその領域の執行責任者を表しています。CEOやCOO、CFOの他には、CMO(最高マーケティング責任者)、CHO(最高人事責任者)、CIO(最高情報責任者)などがあります。

このような役職を置くことで、経営責任や業務の執行責任者が明確になります。そのため、採用する企業が増えているのでしょう。
  
そして、プライバシーについての執行責任をもつ人物が、チーフプライバシーオフィサー(Chief Privacy Officer、略称CPO)と呼ばれます。

CPOの役割は、組織内の個人情報保護体制の徹底や、プライバシーポリシーの構築、それに準じた内部統制体制の構築・監査など。その他にも、システム管理や社員教育まで、情報保護に関すること全般を統括します。個人情報保護を実現するための重要なポストを担っているのです。

CPOは、欧米企業では2000年前後から配置されていましたが、国内で注目されたのは2014年頃から。そのきっかけになったのが、通信教育大手による大規模な個人情報漏えい事故です。

この事故を受け、経済産業省は、「個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象とするガイドライン」を改訂。ガイドラインでは、組織的安全管理措置を実践するためにCPOを設置することが望ましいと言及されました。その結果、多くの企業がCPOを設置しています。

最近は、CPOを認定する研修講座なども開設されています。CPOを目指す人がいれば、そのような研修講座に参加してみてはいかがでしょうか。


著:秋葉けんた(編集プロダクション「マイカ」に所属するIT専門のライター。オプティマ・ソリューションズのコンサルティングを受けて、自社内の個人情報保護体制を構築し、維持運用している。その中で「セキュリティの専門用語」を理解するのに困難を感じ、同じ課題を持つ方々への情報共有をしたいと考えて、この分かりやすい用語集を執筆している)
監修:中康二(オプティマ・ソリューションズ株式会社)

※イラストは「いらすとや」さんから頂きました。

JIS Q 15001改正・緊急解説セミナー

Pマーク短期取得セミナー

基礎からわかるISMS認証取得セミナー

E-Learning