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みなさま、こんにちは。有限会社マイカのライター「秋葉けんた」です。今年の冬は寒いですね。「分かりやすいセキュリティ用語集」の第7回目は、マイナンバー導入で注目が集まる「個人番号カード」です。

 

個人番号カード表面

 

※過去に掲載した分かりやすいセキュリティ用語集については、こちらをご参照ください。

 

【個人番号カード(マイナンバーカード)】

 

2016年1月以降、税や社会保障の手続きをする際に、マイナンバー(個人番号)を記入しなければならなくなりました。この個人番号は、簡易書留で郵送される「通知カード」に記載されています。もしかしたら、まだ通知カードを受け取っていないという人もいるかも知れませんが、そういう方は自治体にすぐに連絡してください。今後、マイナンバーはさまざまな場面で必要になるので、通知カードが手元に届いたら大切に保管しておきましょう。
 
さて、通知カードには、マイナンバーや住所、氏名、生年月日、性別などが記載されています。顔写真は記載されていないため、このカードを本人確認書類として利用することはできません。そのため、本人確認が必要な手続きでは、別途、運転免許証やパスポートといった本人確認書類とあわせて利用することになります。このすべてを一枚で完結できるのが、個人番号カード(マイナンバーカードとも言います)です。
 
個人番号カードとは、マイナンバーや住所、氏名、生年月日、性別に加えて、本人の顔写真が表示されているICチップ付きカードのことです。本人確認の際の公的な身分証明書になるだけでなく、コンビニなどで住民票、印鑑登録証明書などの公的な証明書を取得することができ、将来的には、オンラインバンキングなど民間のオンライン取引でも使用できるようになる予定です。また、各種のポイントカードを個人番号カードにまとめることができないかといった検討も進められているとのこと。今後、個人とひもづく基準カードとして、幅広い用途で利用されるようになるでしょう。
 
なお、個人番号カードの表面にはマイナンバーは記載されていません。これは、身分証明書として使用する際に、不用意にマイナンバーを見せないための工夫なのだそうです。表面は必要に応じて誰に見せても構わないし、コピーをとっても良いことになっています。一方で、マイナンバーが記載された裏面はコピー厳禁です。
 
個人番号カードを入手するには、通知カードと一緒に送付されてきた「個人番号カード交付申請書」を使って申し込みます。申し込みは郵送のほか、スマートフォンを使っても行えます。郵送の際に、通知カードをを切り離さずに一緒に郵送してしまうケースが出ているようですが、通知カードは非常に重要なカードですので、そのようなことにならないように注意してください。郵送での申請の際は通知カードが切り離されていることを必ず確認してくださいね。
 

著:秋葉けんた(編集プロダクション「マイカ」に所属するIT専門のライター。オプティマ・ソリューションズのコンサルティングを受けて、自社内の個人情報保護体制を構築し、維持運用している。その中で「セキュリティの専門用語」を理解するのに困難を感じ、同じ課題を持つ方々への情報共有をしたいと考えて、この分かりやすい用語集を執筆している)
監修:中康二(オプティマ・ソリューションズ株式会社)