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みなさま、ご無沙汰しております。有限会社マイカのライター「秋葉けんた」です。いつの間にか真夏も去り、すっかり秋めいてきましたね。「分かりやすいセキュリティ用語集」の第11回目は「クリアデスク/クリアスクリーン」です。

クリアデスク

※過去に掲載した分かりやすいセキュリティ用語集については、こちらをご参照ください。

 

【クリアデスク/クリアスクリーン】

企業が策定している情報セキュリティ対策の基本中の基本として「クリアデスク」と「クリアスクリーン」があります。

 

クリアデスクとは、「離席する際に、机上に書類などの情報を記録したものを放置しない」ことです。文字通り、帰宅時や外出時など、離席している場合には、その人の机の上に書類などが何も置かれていないように習慣づけることです。

 

クリアスクリーンとは、「離席する際に、パソコンの画面を他人がのぞき見たり、操作したりできる状態のまま放置しない」ということです。具体的には、操作しないまま一定の時間が経つと自動的にパスワード付きスクリーンセーバーが起動するようにする/ログオフするように設定することです。

 

個人情報を取り扱う企業は、「個人データの漏えい、滅失又はき損の防止その他の個人データの安全管理のために必要かつ適切な措置(安全管理措置といいます)」を取る必要があり、多額の投資をしているケースも少なくありません。このクリアデスク、クリアスクリーンは、お金のかからない安全管理措置としての第一歩です。

 

「少しの間だから大丈夫」といった気の緩みから、大規模な情報漏えい事件が起きてしまう可能性もあります。だからこそ、多くの企業で「クリアデスク」と「クリアスクリーン」を社員に徹底しているのです。

 

なお、クリアデスク・クリアスクリーンは、プライバシーマークやISMS認証の取得を目指す企業にとっては、必須の項目となっています。

 

クリアデスク・クリアスクリーンを徹底していると、書類やデータを整理整頓するようになってきます。必要な書類をいつでもすぐに取り出せるようになるため、社員の生産性向上、業務の効率化にも寄与することと思います。

 

著:秋葉けんた(編集プロダクション「マイカ」に所属するIT専門のライター。オプティマ・ソリューションズのコンサルティングを受けて、自社内の個人情報保護体制を構築し、維持運用している。その中で「セキュリティの専門用語」を理解するのに困難を感じ、同じ課題を持つ方々への情報共有をしたいと考えて、この分かりやすい用語集を執筆している)
監修:中康二(オプティマ・ソリューションズ株式会社)

 

※イラストは「いらすとや」さんから頂きました。